都市社会工学科 環境都市系プログラム

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カリキュラム紹介

4年間のカリキュラムフロー

4年間のカリキュラムの構成は,1年生は専門科目の基礎をつける導入科目(数学・物理・人文科学などの学科共通科目)を学びます.2年で専門分野の骨格となる基本科目や準基本科目を学び,その後3・4年生で専門知識をより深く身につける展開科目や実験・演習科目を学びます.


また3年生では大学の共通科目としてものづくり経営基礎を2科目とることで経営的な素養を身につけます.

3年生の後期になると,卒業研究のため各教員の研究室に配属されて,社会基盤の整備技術が現在抱えているさまざまな課題に取り組むことで,デザイン能力や問題解決能力を修得していきます.

環境都市系プログラムのカリキュラムの特色

本プログラム卒業生が,市民に提供する完成品は,都市基盤 である高速道路,地下鉄,河川堤防,上下水道,交通情報システムなど多様である.これらの都市基盤を造っていくための必須科目として,構造,材料,水理,地盤,計画の5分野を置いている.これらは下記の1.-6.の代表科目に対応するが,これらの位置づけを右図の橋梁建設を例にとって説明しよう.

主要専門科目分野(各分野の科目は開講順)

  1. 構造(鉄骨構造設計・組立): 構造力学Ⅰ 構造力学Ⅱ 構造シミュレーション 構造デザイン 橋工学
  2. 材料(コンクリート構造施工維持):構築材質学 コンクリート構造学 維持管理工学 
  3. 水理(上下水河川海岸整備):環境水理学Ⅰ 環境水理学Ⅱ 流域環境マネジメント 水域防災モデリング 環境生態学
  4. 地盤(巨大荷重支持設計): 地盤力学 地盤解析学 環境地盤工学 防災地質学
  5. 計画(国土・都市交通計画):社会基盤計画学 交通環境計画学 都市・地域計画学
  6. 地球測定と現象理解と習得のために,測量学・測量実習,実験,演習,設計

写真の橋梁事例で考えると,構造は,橋梁の鉄骨構造となるケーブルや支柱部分の設計,組み立てや橋梁のデザインを行う技術を習得する科目群であり,材料(コンクリート系)は,歩道車道部分のコンクリート構造の設計施工維持管理する技術を,水理は河川の治水利水親水対策と生態系保全の技術を,地盤は,橋梁という巨大構造物や堤防を支える地盤解析施工技術を,計画は,この橋梁の交通量調査や環境・経済評価を行い,国土・都市全体計画からこの橋梁の必要性を評価するともに,位置特定や車道歩道幅等の計画を行う技術を習得する科目群といえる.

これらの科目群と測量技術や実験・計算演習,設計演習によって,社会基盤建設全般にわたっての企画,計画,建設,維持,運用を行うことができる技術を網羅的に修得できるものとなっている.これらの専門科目は,微分積分学,統計学,力学等の基礎科目を修得後に受講することになっている.

環境都市系プログラムで提供しているカリキュラムの学問領域

環境都市系プログラムで提供しているカリキュラムの主な学問領域は,土木工学と呼ばれる学問領域です.土木工学は,国づくり,街づくりが組織的に行われた古の時代から,国民・市民が困っていることを解決しようとする取り組みにおいて,社会基盤施設を計画建設管理するための学問として発展を続けてきました.英語ではCivil Engineeringとなり,市民工学とも訳されます.環境都市系プログラムが1世紀を超える古い歴史があるのも,豊かで安心安全な国づくり,街づくりにとって欠かすことのできない学問領域であり続けてきたことを示しています.そのように古い学問領域であることは,職域としても古くから確立されており,その詳細については,職域の解説を参照してください.

また,環境都市系プログラムでは,従来の土木工学の枠組みを踏まえながらも,より地球環境,自然環境等に配慮した技術者を養成することを目指してカリキュラムを構成しています.

さて,土木というと,現場でスコップ持って,というイメージを持つ方もいるかもしれませんが,今は近代化,機械化,制御化して,建設現場でもそのようなイメージはなくなりつつあります.また,本プログラムの卒業生の業務内容としては,企画提案,調査,計画,設計,環境対策するようなものや,建設現場において,労務・施工管理に関わる管理監督するマネジメントをこなすようなものなどが多いと言えますが,その業種はさまざまで,個人の能力や特性を活かせる幅広い職域が用意されていますので,男性はもちろんのこと,女性も,建設系専門知識を背景としてこの分野で活躍されています.

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